愛知県電気工事業工業組合

一般のお客さまへ
電気器具を正しく安全にお使いいただくために
コンセントやプラグ、延長コードなどの配線器具が電気火災の発火源になることもあります。災害を未然に防ぐためにも、正しい使い方と日頃お使いの電気設備の状況について一度ご確認下さい。
コンセントプラグ
○こわれたプラグは取替えしょう。
曲がったり、壊れたままのプラグは感電・ショート・過熱の原因になりますので、すぐに取替えましょう。
○プラグはしっかり差し込みましょう。
中途半端な差し込み方をしているとやがてプラグは熱を持ってきます。
しっかり差し込んで使いましょう。
○プラグは正しくやさしく使いましょう。
コンセントからコードを抜くときは、コードを引っ張らずに、プラグを持って抜くように心がけましょう。
○タコ足配線はやめましょう。
テーブルタップから同時に何台もの器具を使用していませんか?
電気器具が増えたら、コンセントの増設をおすすめします。
1つのコンセントから使用できる電気の容量は、一般に15Aまでです。
災害時の安全対策について
○日頃から準備しておきましょう。
停電に備えて、懐中電灯やラジオの用意をしておきましょう。
○スイッチを切って、プラグを抜きましょう。
雷や地震が起こったら、アイロンや電気ストーブ等のスイッチを切り、プラグはコンセントから抜くようにしましょう。
○避難する時はブレーカーを切りましょう。
電気の消し忘れや停電の復旧後の事故を防ぐために、避難する時はプレーカーを切って下さい。
○電気火災対策には、感震ブレーカーが効果的です。
「感震ブレーカー」とは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。
○切れた電線には絶対にさわらないようにしましょう。
切れて垂れ下がった電線には、感電の恐れがありますので、絶対にさわらないで下さい。
電線が樹木や看板、アンテナなどに接触している場合も大変危険ですので、見つけたときはお近くの中部電力へご連絡をお願いします。
節電・省エネについて(体調に気をつけて節電を!)
○エアコンで節電
室温は26℃~28℃を目安に、お部屋のドア・窓の開閉を少なくして下さい。
窓には遮光カーテンやブラインドをつけて、熱の侵入を防いだり、扇風機を併用しましょう。
なお、熱中症などで体調を壊す場合がありますので、水分・塩分をこまめに摂取し、体調管理にご注意下さい。
○冷蔵庫で節電
冷蔵庫の設定の調整と詰め込み過ぎにご注意下さい。
ドア開閉の回数、時間とも少なくすると節電につながります。
○照明で節電
日中はこまめに消灯し、電気を効率よいLED電球に切り替えましょう。
○テレビで節電
省エネモードに設定するとともに画面の輝度を下げる消費電力を抑えることができます。
○温水洗浄便座で節電
温水のオフ機能・タイマー節電機能を利用しましょう。機能がない場合は、コンセントからプラグを抜いておきましょう。
○ジャー炊飯器で節電
まとめて炊いて冷蔵庫に保存しましょう。
○待機電力で節電
リモコンの電源でなく、本体の主電源を切りましょう。長時間使用しない機器はコンセントからプラグを抜いておきましょう。
電気でお困りのことがございましたら、
愛知県電気工事業工業組合までお尋ね下さい。
℡052-971-7151